今回は、「患者の評価」を行うテンプレートのデモンストレーションを紹介します。
「患者の評価」を行うテンプレートでは、患者の具体的な病状に応じて評価と看護計画を立てることができます。
まずはテンプレートを押下し、以下の項目を入力して生成をします。
- 患者の病名
- 患者の本日の状態
- 治療方針と経過・経過日数
今回は、以下の内容を項目へ入力して生成させます。

すると、入力した内容に基づき患者の評価を以下の内容で出力してくれます。
- ADL評価
- 本日の観察項目
- 一般的な看護の方法
- 看護する上での注意
「ADL評価」とは、日常生活動作(Activities of Daily Living、略してADL)を評価するための方法です。
ADLは、個人が日常生活を送るために必要な基本的な動作や活動を指します。
最後に「担当する看護師」もあわせて行ってくれます。
【担当する看護師】
●準看護師:2年制の専門学校を卒業し、国家試験に合格した者。
●正看護師:4年制大学または3年制専門学校を卒業し、国家試験に合格した者。
●専門看護師(CNS):正看護師の資格を持ち、大学院で特定の専門分野を学び、認定を受けた者。
●認定看護師:正看護師の資格を持ち、特定の分野における一定の教育課程を修了し、認定を受けた者。
以上が出力される患者の評価項目です。

出力結果を受け、懸念事項があれば同じ生成画面で追加生成することができます。
試しに以下の内容を聞きましたが、感染予防策の提案と補足説明を出力してくれました。

また、評価結果をカルテへ記載する場合、以下のように指示することで記載すべき点を出力することができます。


患者の評価についてや、症状などについても追加で回答を得ることができます。


「患者の評価」を行うテンプレートでは、必要な情報が体系的に整理されているため、患者の状態を迅速に把握し、適切な対応を行うことができます。また、看護計画書を作成する際の評価基準として利用し、患者の状態に応じた適切なケアプランを立てる手助けもできます。
ぜひご利用ください!